自分でホームページを作りたいけど、何が必要?
ホームページを作るにはどうしたらいいんだろう?
ホームページを作ったことがない方は、このように疑問に思うことは多いですよね。
今回は、初めてホームページを作る方におすすめの方法と、ホームページの公開に必要なレンタルサーバーの選び方について解説します。
ホームページを作って公開したいと思っているが、その方法がわからないという方はぜひ参考にしてください。
個人向けのホームページ作成におすすめレンタルサーバー7社

今回紹介するおすすめ7社は次の通りです。
- エックスサーバー
- ConohaWing
- ミックスホスト
- ロリポップ!
- JETBOY
- さくらのレンタルサーバ
- カラフルボックス
各社特徴を紹介します。

月額費用 | 900円~ | |
---|---|---|
サイトの表示速度 | ストレージ | SSD |
WEBサーバー | Apache + nginx | |
無料常時SSL化 | あり | |
バックアップと復元 | バックアップ | 1日1回自動バックアップ |
復元 | 無料 | |
複数サイトの運営 | マルチドメインの数 | 無制限 |
データベース(MySQL)の数 | 無制限 |
レンタルサーバーと言えば、エックスサーバーというほど人気のレンタルサーバーです。
無料で常時SSL化が出来るようになっており、複数サイトの運営も可能。
自動バックアップ機能や復元も非常に簡単で、他の機能も充実しています。
ストレージは全てSSDで高速ですが、WEBサーバーはApacheとNginxを使用しています。

月額費用 | 1,200円~ | |
---|---|---|
サイトの表示速度 | ストレージ | SSD |
WEBサーバー | Apache + nginx | |
無料常時SSL化 | あり | |
バックアップと復元 | バックアップ | 1日1回自動バックアップ |
復元 | 無料 | |
複数サイトの運営 | マルチドメインの数 | 無制限 |
データベース(MySQL)の数 | 無制限 |
ConohaWingは国内最速を誇るレンタルサーバーで、人気が高まっています。
ただし、ワードプレスの高速表示が可能なLiteSpeedは使用していません。
無料独自SSLにも対応しており、複数サイトの運営ももちろん可能です。
利用者の満足度も高く、安心感のあるレンタルサーバーです。

月額費用 | 880円~ | |
---|---|---|
サイトの表示速度 | ストレージ | SSD |
WEBサーバー | LiteSpeeed | |
無料常時SSL化 | あり | |
バックアップと復元 | バックアップ | 1日1回自動バックアップ |
復元 | 無料 | |
複数サイトの運営 | マルチドメインの数 | 無制限 |
データベース(MySQL)の数 | 無制限 |
ミックスホストは、高機能で高速なレンタルサーバーです。
第三者機関において、表示スピードの満足度ナンバーワンを獲得しています。ミックスホストはcPanelを採用しています。
cPanelは、世界中で採用されているサーバーのコントロールパネルで、多様な機能を簡単に操作できます。
初期費用が無料なので、初期費用を抑えたいという方にも最適です。

月額費用 | 110円~ | |
---|---|---|
サイトの表示速度 | ストレージ | SSD |
WEBサーバー | Apache/LiteSpeed | |
無料常時SSL化 | あり | |
バックアップと復元 | バックアップ | 1日1回自動バックアップ |
復元 | 無料 | |
複数サイトの運営 | マルチドメインの数 | 50個~無制限 |
データベース(MySQL)の数 | 0~無制限 |
ロリポップのエコノミー・ライト・スタンダードプランではWEBサーバーはApacheを使用していますが、ハイスピードプランではLiteSpeedを使用しています。
そもそもエコノミーではワードプレスの使用ができないので、自身でホームページを作るのなら、ハイスピードプラン以上がおすすめです。
2020年8月にスペックが増強され、機能性とコスパの高いサーバーになりました。

月額費用 | 290円~ | |
---|---|---|
サイトの表示速度 | ストレージ | SSD |
WEBサーバー | LiteSpeed | |
無料常時SSL化 | あり | |
バックアップと復元 | バックアップ | 1日1回自動バックアップ |
復元 | 無料 | |
複数サイトの運営 | マルチドメインの数 | 10~無制限 |
データベース(MySQL)の数 | 3~150 |
JETBOYは、次世代クラウド型のレンタルサーバーです。
従来型のレンタルサーバーは、1台のサーバーを共有するため、他のユーザーの影響を受けやすいのが普通ですが、JETBOYはそれぞれ契約者ごとに仮想的に独自の領域を割り当てられるため、他のユーザーの影響を受けづらく、自分の容量を全て使えるのです。
最安プランでもWEBサーバーにはLiteSpeedを使用しているので、高速表示が可能です。
さらにプラン変更もいつでもできるので、最初は安いプランで契約し、状況に合わせてプランを変更していくという柔軟な使い方にも対応しています。
結果的に費用が安く抑えられるのは、メリットも大きいですね。

月額費用 | 131円~ | |
---|---|---|
サイトの表示速度 | ストレージ | SSD |
WEBサーバー | Apache + nginx | |
無料常時SSL化 | あり | |
バックアップと復元 | バックアップ | 1日1回自動バックアップ |
復元 | 無料 | |
複数サイトの運営 | マルチドメインの数 | 20~200個 |
データベース(MySQL)の数 | 0~200個 |
さくらのレンタルサーバは老舗のレンタルサーバーです。
最も低額のプランであるライトプランでは、ワードプレスが使えないので、自身でホームページを作成するためには、スタンダード以上のプランが最適です。
費用も低額で、安定性もあってコスパも良いのですが、WEBサーバーはLiteSpeedを使用していないので、表示速度はそれなりといったところです。
プラン変更ができないので、プラン選定は慎重に行いましょう。

月額費用 | 480円~ | |
---|---|---|
サイトの表示速度 | ストレージ | SSD |
WEBサーバー | LiteSpeed | |
無料常時SSL化 | あり | |
バックアップと復元 | バックアップ | 1日1回自動バックアップ |
復元 | 無料 | |
複数サイトの運営 | マルチドメインの数 | 無制限 |
データベース(MySQL)の数 | 無制限 |
カラフルボックスは、2018年にサービスが始まった比較的新しいレンタルサーバーです。
WEBサーバーにはLiteSpeedを使用しており、ワードプレスの高速表示が可能です。
クラウド型サーバーなので、他社の影響を受けづらいので、割り当てられた容量を全て使えるというメリットがあります。
さらに地域別バックアップを採用しており、災害時にサーバーダウンするリスクを軽減しています。
コスパの良いレンタルサーバーですが、サポート体制も充実しており、初心者でも安心して利用できるサーバーです。
個人向けホームページを作成するためのレンタルサーバーの選び方

個人向けのレンタルサーバーを選ぶ時のポイントは、次の5項目が挙げられます。
- 料金が低額
- ワードプレスの表示速度が速い
- 複数サイトの運営ができる
- 常時SSL化が無料
- バックアップ無料
それぞれ解説していきます。

まずは、料金が低額であることが挙げられます。
料金が高ければ高いほど、スペックの高いサーバーが借りられます。
しかし、個人が初めてレンタルサーバーを借りる場合、料金が高いと一気にレンタルサーバーを借りるハードルが上がってしまいます。
ただし安すぎるレンタルサーバーは、そもそもワードプレスが使えないなどのデメリットもあるので、月額500円~1,000円程度の適正価格のレンタルサーバーがおすすめです。

ホームページを公開して、多くの方に見てもらいたいと思った時、ワードプレスの表示速度は重要です。
サイトの表示速度は、SEO対策としても非常に重要な要素です。
例えば、ホームページを使い集客を考えている場合、検索エンジン上の表示結果で上位表示ができないと、思うように集客ができません。
サイトの表示速度を売りにしているレンタルサーバーは多くありますが、その中でもワードプレスの表示スピードに特化したレンタルサーバーがおすすめです。
ワードプレスの表示速度が速いサーバーは、サーバーのスペックの中でもこの2点が重要なので、このポイントに注目してレンタルサーバーを選びましょう。
- ストレージがオールSSD
- WEBサーバーはLiteSpeed
ストレージは、HDDとSSDがありますが、SSDの方が処理速度は断然速いです。
ただ最近は、ほとんどのレンタルサーバーでオールSSDになっている場合が多いです。
その点WEBサーバーは、サービスによって違いがあるので、LiteSpeedのものを選ぶと良いでしょう。
レンタルサーバーで使われるWEBサーバーは3種類あります。
- Apache
- Nginx
- LiteSpeed
処理速度は、下記のような順番で速いとされています。
Apache < Nginx ≦ LiteSpeed
LiteSpeedはワードプレスのキャッシュプラグイン「LiteSpeed Cache」を利用することで、ワードプレスの超高速化が可能となります。
そのためワードプレスを高速表示させるためには、WEBサーバーにはLiteSpeedを使っているレンタルサーバーが最適と言えるでしょう。

複数サイトの運営ができるかというポイントも、ぜひチェックしましょう。
ホームページの運営を始めるにあたり、一つのホームページでは足りないと感じることもあるでしょう。
複数サイトの運営ができるレンタルサーバーであれば、後で新たにホームページの運営をしたいとなった場合でも、サーバーを契約しなおす必要がありません。
そのため、検討中のレンタルサーバーの、設置可能ドメイン数やデータベース数について、よく確認すると良いでしょう。

サイトの常時SSL化は、もはや常識となっています。SSL化されていないサイトでは、ブラウザから「保護されていません」と警告が出てしまいます。
SSLとは、通信を暗号化してやり取りする仕組みのことです。
常時SSL化とは、サイトの特定のページ(例えば問い合わせなどの個人情報を入力するページなど)だけをSSL化するのではなく、サイト全体をSSL化するということです。
大手サイトや政府機関などのサイトは、全て常時SSL化されています。
常時SSL化することで、よりセキュリティ対策が万全になり、ユーザーは安心して個人情報の入力やクレジットカードでの買い物ができるようになります。
レンタルサーバーを契約する時には、無料でSSL証明書を発行できるかどうかをしっかり確認しましょう。ホームページを公開時に忘れず設定してください。

サイトのバックアップ機能はとても重要です。
サイトのバックアップを取っていないと、万が一の場合、一瞬でサイトが消えてしまいます。
集客や収益ができていたサイトが一瞬でなくなるかもしれないと想像するだけで怖いですよね。
自分でバックアップを取っておくことも可能ですが、毎日必ずとなると大変です。毎日自動でバックアップを取り、さらに復元も無料で簡単にできるレンタルサーバーがおすすめです。
個人がホームページを作る方法


自分でホームページを作ってみたいのですが・・・。

ホームページを作るには、いろいろな方法があります。
まずは、ホームページを作る方法を解説しますね。
個人でホームページを作るには、下記のように、主に4つの方法があります。
- ホームページ作成ソフトを使って制作する
- HTML・CSSで作る
- CMS(ワードプレスなど)を使う
- 制作会社に依頼する
1のホームページ作成ソフトを使うと、比較的簡単に自分のホームページが制作出来るのですが、定期的にソフトの費用がかかる、ソースが不正確になっていると上位表示が難しい、多少のプログラミングの知識も必要、というデメリットもあります。
2のHTML・CSSを使い、ホームページを作る方法で制作するためには、プログラミングの知識がかなり必要です。
ただプログラミングの知識があるのなら、ソフトは何も必要なく、パソコンとメモ帳などのテキストファイルだけでも、ホームページの制作は可能です。
どうにかホームページが作れたとしても、HTML・CSSを使ったホームページの更新は、かなり手間がかかります。
4の制作会社に依頼するのは、まとまった費用がかかり、ホームページ公開後にページの更新をするのが難しいというデメリットもあります。

プログラミングは全くできません。自分でホームページを作るのは難しいのでしょうか?

プログラミングが全くできない初心者の方がホームページを作るとしたら、ワードプレスを使うのがおすすめですよ!
個人がホームページを作る方法として、初心者におすすめの方法は、3のCMSを使い、自分でホームページを作ることです。
CMSの利用によって、プログラミングの知識も必要なく、更新も簡単で費用もあまりかけずにホームページが作れてしまいます。
CMSの代表的なソフトとしてはワードプレスが有名です。
以上の4つの方法で作ったホームページは、そのままではまだ公開されません。
ホームページをインターネット上に公開するために必要なのが、レンタルサーバーです。
CMSを使いホームページを作る手順は次の通りです。
- レンタルサーバーと契約
- ドメインを取得
- ホームページの中身を作る
ホームページを公開するためにまず行うのが、レンタルサーバーとの契約です。
無料のレンタルサーバーもありますが、安定性の低さ、安全性などの面からおすすめしません。いいホームページを作るには、サイトの信頼性は重要です。
無料のレンタルサーバーは、不要な広告が表示される、大量のアクセスに耐えられない、突然サーバーが閉鎖されるリスクがあるなど、デメリットが多いので、信頼性が特に必要なホームページの公開のためには、選択しない方が良いでしょう。
自宅サーバーを使うという方法は、自分でサーバーを構築し、設置するため初期費用が高額になり、設置場所も必要になるため、初心者にはかなり大変です。
以上のことから、個人がホームページを作る方法としては、レンタルサーバーを借り、独自ドメインを取得し、CMS(ワードプレス)を使ってホームページを作るという方法が最もおすすめです。

ワードプレスを使う方法は中でも簡単そうですね。初心者の私でもホームページが作れそうです!あとは、レンタルサーバーを契約したら良いんですね!

そうですね!それでは、ホームページ作成用のレンタルサーバーを選ぶ際のポイントを解説しますね。
個人がホームページを作るためには、どのような点に気を付けてレンタルサーバーを選んだらよいのでしょうか?

初心者が個人でホームページを作りたいのなら、ワードプレスを使う方法が最も簡単です。
ワードプレスを使いホームページを公開するには、独自ドメインとサーバーが必要です。
素晴らしいホームページを作っても、選ぶサーバーによっては、多くの人に見てもらえないという可能性もあります。
ぜひこの記事を参考に、あなたのホームページに最適なレンタルサーバーを見つけてくださいね。